お茶。正直言うと女性の習い事、花嫁修業の一つというのが第一印象で次に思い浮かぶのはちっぽけな道具に何万円も払うような金持ちの道楽。全く無縁のようにみえるお茶の世界に踏み入れたのは庭を仕事とするようになってから。親方からはお客さんにお茶を点ててもらってまともに飲めないようではみっともないと言われたのがキッカケですが始めてみるとお茶と庭の切っても切れない関係というのがおぼろげながら見えてきます。 つい最近始めたばかりでたいそうなことは言えませんが月に1回の稽古で教わる事は少なくありません。例えば茶室に飾られる草花、茶室ではあまり派手なもの、匂いの強いものは禁花とされとても地味な草花が床に生けられます。そしてそれは店で買ってくるのではなく露地(茶室のある庭)で摘むことがほとんどです。知らなければ雑草と一緒に抜いてしまいそうな草花の名前を覚えることも庭を仕事としていては怠ることができません。それ以外にも道具の扱い方、掃除の仕方、季節の決まり、、、とにかく稽古の最中でも覚えられない程にたくさんありますがここでは庭師見習いの目からなんとなく遠く感じてしまうお茶の世界を紹介したいと思います。 |